豊田メタルとプラニックが「令和8年度 資源循環技術・システム表彰」で経済産業大臣賞を受賞

~ASR由来再生プラスチックによるCar-to-Carリサイクルの実現が評価~

豊田メタル株式会社(以下、当社)と株式会社プラニックは、一般社団法人産業環境管理協会が主催し、経済産業省が後援する「令和8年度 資源循環技術・システム表彰」において、最高位となる「経済産業大臣賞」を受賞しました。受賞テーマは「ASRからの樹脂回収及びペレット製品化によるCar-to-Carリサイクル」です。

取り組みの背景

使用済み自動車の破砕後に発生するASR(自動車破砕残渣)には、樹脂や繊維、ゴム、ガラスなど多様な素材が混在しており、高品質な樹脂を回収し、再び自動車部品に利用することは技術的に難しいとされてきました。

豊田メタルとプラニックの技術

当社は、自社開発の水流選別装置をはじめとする独自技術を活用し、ASRから効率的に樹脂を回収しています。20基を超える破砕・選別設備を組み合わせたASRリサイクルプラントによりASRを処理し、安定的な再生プラスチック原料を供給できる体制を構築しています。
株式会社プラニックでは、回収した樹脂に多段階の比重選別や静電選別、コンパウンド技術、品質管理を施すことで、自動車用途に求められる品質を満たす再生ポリプロピレン(PP)ペレットを製造しています。

Car-to-Carリサイクルの実現

こうして製造された再生PPは、トヨタ自動車株式会社の「クラウン(スポーツ)」のフロントフェンダーシールおよび「RAV4」のボディアンダーカバー等に採用されています。これにより、使用済み自動車由来の樹脂を再び自動車部品へ活用するCar-to-Carリサイクルを実現しました。

受賞における評価

今回の受賞では、ASRからの安定した原料供給を可能とした回収技術、自動車用途に対応する品質を実現した選別・製造技術、そしてCar-to-Carリサイクルの実用化が高く評価されました。本取り組みは、当社と株式会社プラニックの技術に加え、関係各社との連携によって実現したものです。

今後の展望

当社は今後も、ASR由来プラスチックの回収・再利用を推進するとともに、培ってきた技術の展開を通じて、資源循環型社会の実現とサーキュラーエコノミーの発展に貢献してまいります。

経済産業省ホームページ

 

一般社団法人産業環境管理協会ホームページ

 

本件に関するお問い合わせ先

豊田メタル株式会社 経理総務部 法務・広報グループ tml-soumu@mtl.toyotsu.net